こんにちは
お散歩大好きブルーバーユです
本日も昨日の続きの三溪園をお送りしたいと思います
昨日のURLはこちらです
http://blue-bajou.blog.jp/archives/1855976.html
昨日は鶴翔閣と庭園をご紹介させて頂きました
本日は原家が私庭として使用していたエリア
内苑部分についてご紹介したいと思います
三溪園は内苑と外苑にわかれています
内苑部分は先ほども書きましたが
原家が私庭としてご利用になっていた部分です
外苑の部分は明治39年から一般の方に無料で公開していたそうです
流石原三渓さん太っ腹ですねぇ
こんなに素敵なお庭を皆さんに公開していたようです
では今日は内苑の中の歴史ある建物を
ご紹介したいと思います
こちらは内苑入口の御門
江戸時代、京都東山の西芳寺にあった薬師門を移築したものです
内苑入口にふさわしい重厚な御門です
御門を入ると正面に
三渓さんがご婦人と隠居所として使っていた
数寄屋風建築の白雲邸があります
この建物の裏手に
視界が開けると
臨春閣があります
数奇屋風書院つくりの見事な建物です
今は時期的に芝生も枯れてしまっていますが
暖かくなり芝生が緑になると
ますます、素敵な風情になるんですよ~
臨春閣は重要文化財です!
こちらの建物色々な説があるのですが
現在では江戸時代1649年に紀州徳川家初代藩主頼宣が建てた別荘
巌出御殿(いわでごてん)で間違えないのではとされています
内部は狩野派の絵師による障壁画がずらり!!
昔はこの素晴らしい障壁画の本物をそのまま飾ってあったそうですが
風や湿度により痛みが激しくなったので
現在は建物にあるのは複製です
本物は三渓記念館に保存されていて
定期的に展示されています
内部はこんな感じです
こちらの襖絵は狩野探幽作
さすが徳川家の別邸だけあり豪華な襖ですね!
欄間はこちらの部屋は波を表しています
各部屋によって欄間もみんな違っているそうです
大変手間のかかった建物ですね!
徳川8代将軍の吉宗も幼少時代に
この建物で遊んで育ったそうですよ
こちらの襖絵も皆狩野派の作だそうです
梅と臨春閣
早春には家の方々や来訪者が梅のお庭を
楽しんだのでしょうね
臨春閣いかがでしたか?
このような歴史的建造物をどんどん移築してきた
原三渓さん財力と趣味の多さ驚きます
明日まだまだある内苑の素敵な建築物を
ご紹介したいと思っています
本日もご覧いただ居ありがとうございました
にほんブログ村
コメント