みなさまこんにちは
ブルーバーユです
今日は鎌倉の明月院のご紹介をしたいと思います
明月院はみなさまご存知と思われますが
紫陽花で大変有名なところです
紫陽花の季節になると順番待ちをしないと入れないほどの混み方になります
後、紅葉と花菖蒲園も有名ですので
冬以外は何時も混んでいる感じのお寺ですので
あえて時季を外しゆっくり見てきました
北鎌倉を降りて鎌倉方面に向かっていくと
5分ほどで左手にこちらの案内に行き当たります
そこを左手に曲がって
せせらぎとともに進んで行きます
途中には搖葉祥明の美術館などもある
静かな住宅街を進みます
川の反対側の土手には可愛い花も咲いています
5分ほど歩くと真正面に明月院が見えてきます
明月院の歴史について少し書きますね
創建は1160年平治の乱で戦死した首藤俊通を供養するために
息子の経俊が創建したそうです
その後鎌倉幕府五代執権北条時頼が明月院の西北に
最明寺を建立しました
その時頼の息子時宗が最明寺を前身として
禅興寺を開山致しました
足利幕府の時代には
その禅興寺が関東十刹の一位の寺院となり
明月院はその支院一位に置かれたそうです
その後明治時代になり禅興寺は廃寺となり
支院だった明月院が残り現在に至っています
明月院には今でも北条時頼の墓所があります
入り口を入り左手にこの石橋があり
ここを進むと時頼の墓所があります
墓所の脇にはと時頼廟があります
ここで明月院全体の案内図を載せますね
禅興寺の支院とはいえ結構大きいですよね
右半分のお庭は菖蒲の時や紅葉の時のみ公開されるお庭です
山門に向かうと
この両脇が6月になると
美しい紫陽花で埋まるんですよ
紫陽花の芽ももう準備万端でした
今は可愛いお花がひっそりと咲いていました
この門の向こう側が方丈と
素敵な枯山水のあるお庭です
こちらでこんなにゆっくり写真が撮れたのは初めてです
そして有名な円窓!!
紅葉の季節はこの窓の向こうが
紅葉で染まります
方丈の左手に進むと開山堂があります
禅興寺の時代に建てられたそうです
その斜め前に瓶の井があります
鎌倉は水の質があまり良くなかったそうで
質の良い十井が選ばれました
その一つにこの瓶の井は入っていたそうです
こちらの井戸は現在でも十分使えるそうですよ
こちらの井戸の反対側には
明月院やぐらがあります
岩を掘りぬいた墓室で上杉憲方の墓とされる宝篋印塔が安置せれています
これらの歴史遺産全部含めて
明月院の境内は国の史跡に指定されているそうです
明月院いかがでしたでしょうか?
お花だけではなく
史跡もいろいろ楽しめますので
是非足を運んでみてくださいね
もうすぐ桜も咲きますよ
本日もご覧いただきありがとうございました